
塗床について
塗床工事では、ただ上から塗料を重ねるだけでは意味がありません。
下地となるコンクリートが浮いていたり、油汚れが染み込んでいたり、硬質な素材で接着しづらい状態では、どれだけ高性能な塗料を使っても、塗膜がすぐに剥離してしまいます。
実際にお客様からも「再塗装したのにすぐ剥がれてしまった」
「油のせいで何度塗っても持たない」といったご相談を多くいただきます。
落合工業では、こうしたトラブルを未然に防ぐため、塗装前の下地処理を徹底的に行うことを何よりも大切にしています。
専用機械を使用し、塗膜が剥がれやすい端部や古い塗膜の除去、油が染み込んだコンクリートの表面研磨を行い、
塗料がしっかり接着する“健全な下地”を確保します。
この工程を丁寧に行うことで、見た目が美しいだけでなく、長持ちし、剥がれにくい塗床を実現しています。
見えない部分にこそ手間を惜しまない姿勢が、私たちの品質へのこだわりです。
落合工業が選ばれる理由
Commitment
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01
徹底した下地処理
塗装の仕上がりと耐久性を左右する「下地処理」を最重要視。 床の状態を見極め、油汚れや古い塗膜を丁寧に除去し、塗料がしっかり密着する健全な下地を整えることで、剥がれにくく長持ちする塗床を実現しています。
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02
最適な材料と工法
使用環境(工場・厨房・倉庫・商業施設など)や目的(耐薬品性・滑り止め・美観・衛生対策)に応じて、豊富な塗料・工法から最適な組み合わせを選定。 お客様のニーズに合った、機能性と美観を両立した床を提供します。
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03
専門機材と高い施工力
塗床専用の機械を多数保有しており、端部や部分補修にも柔軟に対応。 これまで多くの業種・施設に対応してきた実績と経験により、現場ごとに最適な施工を行う技術力が強みです。
よくあるご質問
FAQ
- 塗床工事の耐久性はどのくらいですか?
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使用環境や選択する塗料システムによって異なりますが、一般的に業務用施設では5〜10年程度、工場などの重負荷環境でも適切なメンテナンスを行えば3〜7年ほどの耐久性を期待できます。定期的なメンテナンスで寿命を延ばすことも可能です。
- 工事中も施設を使用できますか?
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部分的な施工や区画分けでの工事が可能な場合もありますが、完全硬化には通常24〜72時間程度必要です。臭気や安全面を考慮すると、可能であれば工事エリアの一時的な閉鎖をおすすめします。休業日や営業時間外の施工も対応しております。
- 塗床工事にかかる費用の目安はいくらですか?
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床面積、下地状態、選択する塗料システム、必要な下地処理などにより大きく異なります。一般的な樹脂系塗床で1平方メートルあたり3,000〜10,000円程度から、特殊用途向けの高機能塗床では15,000円以上になることもあります。詳細なお見積りは現地調査後にご提示いたします。
- 既存の床材の上から施工できますか?
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既存床材の種類や状態によります。コンクリート、モルタル、タイルなどの上からの施工は多くの場合可能ですが、塗膜の密着性を確保するための適切な下地処理が必要です。著しく劣化した床面や不安定な下地の場合は、既存床材の撤去をおすすめすることもあります。事前の現地調査で最適な工法をご提案いたします。